これからはBBAがオシャレ!と教えてくれたオーシャンズ8
映画「オーシャンズ8」を観ました~
(出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/)
オーシャンズシリーズを見たことがある方なら内容は想像がつくはず。
お宝をあり得ない方法で盗むアクションコメディーかな。
今回はオーシャンズシリーズのジョージクルーニーが演じたダニーの妹、サンドラブロック演じるデビー・オーシャンが主人公。
女が集まってカルティエの最高級ジュエリーを狙うってゆーストーリー。
私の中で、ストーリーはハッキリ言ってどうでもいいものでした。
注目すべきは8人の女性のチーム構成
主人公は54歳のサンドラブロック、パートナーのケイトブランシェットは49歳
主役級2人がいわゆるBBAという衝撃
こういうたぐいのアクション映画ってチャーリーズエンジェルみたいに若くてかわいい姉ちゃんがセクシーに戦うのが見どころだったりするけど、時代は変わったのである。
人生の酸いも甘いも知り尽くしたBBAの度胸があるからこそ為せるサクセスストーリー。
そのBBAの堂々とした度胸ある身のこなしがかっこよく爽快、男に媚びることはないが女性として美しいというキャラクター作りは#MeeToo運動の皮切りとなったハリウッドだかこそ現代の女性がありたい姿を描いているとも捉えることができました。
また、その他のキャラクターについてもインド人やチャイナ系などが中心で構成されており、王道の白人の美女は嫌味なヒール役という位置づけ。
逆に、有色人種のキャラクターはどれもクレバーでした。
歳を重ねることや、人種などによるバイアスを取り払い、自然のあるがままの姿を肯定的に捉える価値観を表現していると思われます。
私がこのような見方をする理由として、ヒントになったのがZARAのPRです。
2018SSが顕著だっと感じるのですが、起用しているモデルの露出の優先度が黒人>黄色人種>白人マダム>白人ギャルというような印象でした。
服を買わせる=自分が服を着ているところをイメージできる
ことが普通の発想で、ZARAの商品を多く購入する地域を考えると黒人を一番ピックアップするものか?と疑問に思わざるを得ない。
しかし、敢えて黒人を前面に出すということは、服を見せる以上にメッセージを発信してブランドへの強い共感を作ることのほうが重要という背景があると想像できます。
そこにあるメッセージはありのままの姿でファッションを楽しむこと、それはありのままで女性は自分の人生を生きてよいという強い姿勢を感じます。
世界的に支持を集めるZARAがこういった女性の価値観の変化を前面に出すということは世界的な潮流と捉えてよいと思います。
また、2018年はずっと耐えてきた女性が行動を起こす年とも言われていて#MeTooやバイバイビキニなど男性中心の女性の価値観をぶっ壊す運動が盛んに起きています。
先日、このブログでも書いた「パットなしブラの女はかっこいい」も同じ潮流の中にあるもので、男性からみたセックスシンボルの胸を強調することがもはや不要であるという価値観の変化とも言えます。
このような価値観への行動が盛んなのは女性が男性と同じ場所で働くということがあたり前になり、男性が作ってきたあたり前では女性が生きづらいからなのだと思います。
当然ですよね、人類史上、これほど男女が同じ空間で競ったり協力したりすることがあったでしょうか?しかも、夫婦や恋人のように特別な感情のある異性ではない訳です。そりゃ、摩擦が起きてあたり前。
これからは、女性のあたり前が急激に変化すると思うし、そうなって欲しいと思わずにいられない。私自身も生きづらさを感じているから。
まさに、戦後のフェミニズム運動の到来でしょうか?でも、あの時代よりインフラがかなり整っているので生きづらさが緩和される日はそう遠くはない気がします。
持って生まれた容姿や必ず訪れる加齢、それは自然なことで、これからはむしろそれを受け入れて「これが自分なのだ」と表現できる人がかっこよくてオシャレってなる。
渡辺直美がまさに体現していますよね。
自分の着たいもの、無理せず、楽しんでいい。
おしゃれを楽しむ土台としての世の中の変化を知ることはとっても大事なこと。
そして、これからはもっとおしゃれが楽しい時代です。
自分があたり前と思って思考停止していたことないですか?
あたり前と思ってあきらめていたこと、今ならできるかもしれないですよ。
(出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/)
オーシャンズシリーズを見たことがある方なら内容は想像がつくはず。
お宝をあり得ない方法で盗むアクションコメディーかな。
今回はオーシャンズシリーズのジョージクルーニーが演じたダニーの妹、サンドラブロック演じるデビー・オーシャンが主人公。
女が集まってカルティエの最高級ジュエリーを狙うってゆーストーリー。
私の中で、ストーリーはハッキリ言ってどうでもいいものでした。
注目すべきは8人の女性のチーム構成
主人公は54歳のサンドラブロック、パートナーのケイトブランシェットは49歳
主役級2人がいわゆるBBAという衝撃
こういうたぐいのアクション映画ってチャーリーズエンジェルみたいに若くてかわいい姉ちゃんがセクシーに戦うのが見どころだったりするけど、時代は変わったのである。
人生の酸いも甘いも知り尽くしたBBAの度胸があるからこそ為せるサクセスストーリー。
そのBBAの堂々とした度胸ある身のこなしがかっこよく爽快、男に媚びることはないが女性として美しいというキャラクター作りは#MeeToo運動の皮切りとなったハリウッドだかこそ現代の女性がありたい姿を描いているとも捉えることができました。
また、その他のキャラクターについてもインド人やチャイナ系などが中心で構成されており、王道の白人の美女は嫌味なヒール役という位置づけ。
逆に、有色人種のキャラクターはどれもクレバーでした。
歳を重ねることや、人種などによるバイアスを取り払い、自然のあるがままの姿を肯定的に捉える価値観を表現していると思われます。
私がこのような見方をする理由として、ヒントになったのがZARAのPRです。
2018SSが顕著だっと感じるのですが、起用しているモデルの露出の優先度が黒人>黄色人種>白人マダム>白人ギャルというような印象でした。
(出典:https://www.zara.com)
ことが普通の発想で、ZARAの商品を多く購入する地域を考えると黒人を一番ピックアップするものか?と疑問に思わざるを得ない。
しかし、敢えて黒人を前面に出すということは、服を見せる以上にメッセージを発信してブランドへの強い共感を作ることのほうが重要という背景があると想像できます。
そこにあるメッセージはありのままの姿でファッションを楽しむこと、それはありのままで女性は自分の人生を生きてよいという強い姿勢を感じます。
世界的に支持を集めるZARAがこういった女性の価値観の変化を前面に出すということは世界的な潮流と捉えてよいと思います。
また、2018年はずっと耐えてきた女性が行動を起こす年とも言われていて#MeTooやバイバイビキニなど男性中心の女性の価値観をぶっ壊す運動が盛んに起きています。
先日、このブログでも書いた「パットなしブラの女はかっこいい」も同じ潮流の中にあるもので、男性からみたセックスシンボルの胸を強調することがもはや不要であるという価値観の変化とも言えます。
このような価値観への行動が盛んなのは女性が男性と同じ場所で働くということがあたり前になり、男性が作ってきたあたり前では女性が生きづらいからなのだと思います。
当然ですよね、人類史上、これほど男女が同じ空間で競ったり協力したりすることがあったでしょうか?しかも、夫婦や恋人のように特別な感情のある異性ではない訳です。そりゃ、摩擦が起きてあたり前。
これからは、女性のあたり前が急激に変化すると思うし、そうなって欲しいと思わずにいられない。私自身も生きづらさを感じているから。
まさに、戦後のフェミニズム運動の到来でしょうか?でも、あの時代よりインフラがかなり整っているので生きづらさが緩和される日はそう遠くはない気がします。
持って生まれた容姿や必ず訪れる加齢、それは自然なことで、これからはむしろそれを受け入れて「これが自分なのだ」と表現できる人がかっこよくてオシャレってなる。
渡辺直美がまさに体現していますよね。
自分の着たいもの、無理せず、楽しんでいい。
おしゃれを楽しむ土台としての世の中の変化を知ることはとっても大事なこと。
そして、これからはもっとおしゃれが楽しい時代です。
自分があたり前と思って思考停止していたことないですか?
あたり前と思ってあきらめていたこと、今ならできるかもしれないですよ。
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