雨の日ショートパンツと専修大学講義内容紹介 6月23日

今日は専修大学で講義をしてきました~

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本日のコーデ

Tops/naning9
Bottom/MACPHEE
Bag/Sans Arcidet
Shoes/TheNorthFace



Petit Price

●ナンニング9のリネンシャツ
昨年、購入したシャツ。
ナンイング9は韓国ファッション通販です。
こちらのシャツは初めて買ったものですが、品質は悪くないです。
いつもサイトは眺めるものの、リピート利用にまでは繋がっていませんが、トレンドデザインが多いので安く流行を取り入れたい人にはオススメです。


ナンニング9の白シャツ
  



Middle Price
●MACPHEEの猫柄ショートパンツ
大好きな動物柄アイテム。これも4年くらい前に買ったような・・・
動物柄って意外に長く使える。
トレンドといういより動物がついてるだけでかわいい!!って印象に見えるから。


●サンアルシデのカゴバッグ
菊池京子さんが愛用しているのを見て真似っこしたサンアルシデ。
お値段は決して安くないけどカゴバッグにありがちな「痛い」「かさばる」を感じないデザイン。

 

小さ目ならお安い

 

●TheNorthFaceのレインブーツ
これは本当にお気に入りのロングセラー!
今、履いているのは2代目です!!
ミドル丈なら夏場も蒸れすぎず年中使えるのが魅力!!
これは本当にオススメできます!!

が、今日はすぐに雨があがり結局はいた意味なかった・・・

Accessories

シンプルブレスレット

レザーバングル



モンディーン

専修大学講義

今日で3回目、恒例になった専修大学での講義。

今回は「言葉に表せるもの、言葉に表せないもの」というテーマでお話をしてきました。

↓講義してる私。スライドは秘密の内容なのでぼかしてます。

以前は講義内容にはあまり触れて記事を書いていませんでしたが、読者さんより「知りたい!」というリクエストがあったので少しだけ中身をお見せします。


今回は「遊び」を軸に講義を行いました。


遊びの価値とは様々な仕掛けによる総合的体験によって達成感や優越感など感じることです。
この感覚が楽しいという感情を生み出しています。これが心が動くということです。


充足感・高揚感はそれぞれに起こる感情であり、その感情から受ける感覚はそれぞれに異なっています。
しかし、この感覚を言葉で表すのは難しいし、言葉にしたからと言ってそれが全てを表現できるわけではない。
だとすると感覚が起こす感情は言葉にはできないものと考えることができます。

余談ですが。。。
このそれぞれにある感覚をクオリアと言います。
赤いリンゴの赤は自分と他人の中で同じ色であるとは限らない。
この自分の中にある感覚は人と共有することはできず、その人の中だけで感じる感覚です。
ただ、このクオリアを人に伝える方法で最も適しているのが絵画であると思っています。
絵画だけは自分の中にあるイメージの色を絵具を練って作ることができるからです。

と、話を元に戻して。。。

では感情とはなんなのか?

まずは感情はどこからやってくるのかを脳の構造から考えてみます。

脳は中心にあるものほど起源が古く外側に向けて新しい起源の脳になります。
感情が起こる時、起源の古い偏桃体という中枢が反応します。この偏桃体は爬虫類にも存在しています。
偏桃体で感じるものは主に情動です。
情動とは怒り恐れ喜び悲しみなど、急速に引き起こされた一時的で急激な感情の動きのことを言います。
その情動を新しい脳である前頭葉が理解し感情に変えると言われています。
人間は生命活動に必要な情動を感情に変え、感情によって様々な発展を遂げて着ました。
わかりやすく考えると、生殖行為はこの情動によって起こり、関係性を継続することで愛情という感情に変わっていきます。こうやって人間は発展してきましたよね。
ですから感情は行動への原動力です。

感情を呼び起こすことでの影響力は大きく、映画や本によって人生観が大きく変わった人もいるでしょう。感情に触れることで人の行動を変えることができると考えています。

こういったことから、感情を呼び起こす手段が世の中では求められています。
感情を動かすことで企業活動で言えば購買を促すことができるという側面も持っていますよね。

最近では感情を人為的に呼び起こすことでストレス解消なども行われています。
涙活、ダイヤログインザダークなどはその一例です。
また、多くみられるのがドキュメンタリーなどスポーツ選手の目標達成までのバックストーリー、商品開発の試行錯誤のプロセスなどを見せる番組です。
これはプロセスを見せることで共感を作り感情を揺さぶって目標達成の姿に感情移入させファン化させる事例です。
流行りのセミナーもマインドやコミュニケーションなど感情に関わるものが多く増えている傾向もありますよね。


この感情を呼び起こすことが求められているのは何故なんでしょうか?

それはスマホの普及が大きく関わっていると考えます。
ここからの話は先日、映画監督の杉井ギザブローさんのお話を発展させました

スマホによって情報は広く浅く2次元的になったとギザブローさんはおしゃっていました。
つまりこれはたくさんの情報に触れることはできても浅いためにこの情報から感情にまで触れられないという状況になっていると言うことです。

例えば、Facebookのタイムラインから様々なニュースを次から次へと読む中でどれほど感情が動いているでしょうか?
私の場合で考えると、最近、こんなことが起きてるのね?という情報収集に留まっています。

スマホを持つことによって多くの人は以前にも増して隙間時間が減り、ある意味忙しく過ごすようになり、浅い情報の中で感情が動くことが減っているという現状があるのでは無いかと考えています。
これは忙しいのにも関わらず、行動への原動力が減っているということが見えてきています。
だからこそ、涙活やセミナーなど感情を動かすことを自ら望んで実行する人が増えているのではないでしょうか?


感情とはどんな時代においても人の行動の原動力となってきました。

この原動力を生み出すのに、古代にさかのぼれば、絵画や彫刻が感情を喚起するソーシャルメディアでした。そのソーシャルメディアは新聞・雑誌・テレビ・映画からSNS、そして人工知能などテクノロジーの発展とともに姿を変えてはいますが、それらを通して手にするのは感情であるということは今も昔も変わりません。
感情とはその時代のトレンドメディアを通して喚起されていると考えます。

ですから、行動の原動力を生み出すには社会のトレンドを使って人の興味を惹き、楽しませることで感情に触れられるのだと思います。


テクノロジーやコミュニケーションはかなりのスピードで変化していますが、それは手段に過ぎません。しかし、この手段はいかようにでも工夫できます。そして、この手段が楽しいと感じれば感じるほど人を能動的にできると考えています。


そこで遊びは人の能動を引き出す力があり感情に触れる速度と深度を高められると考えています。
漫画・アニメ・映画・ゲームなどエンタメが人を感動させることができるのは、「楽しい」という感覚を喚起できるからだと考えています。
エンタメは生活必需品では無いのにこんなにも溢れているのは人が感動を求めているからなのだと思います。

常にその時代の新しい技術や表現を模索し、エンタメを通してお客様の情緒を掴むことがクリエイターの役割であるとも考えています。

と、この後、講義では実際に感情喚起できる仕掛けを具体的にお話しましたがブログではここまでにします。書くのが大変なんでw

最終的には仕掛けによって遊びという総合体験を作り、そこで起きる様々な感情を総称して「楽しい」という言葉にする、と結論付けています。


内容の一部なので腑に落ちない部分もあるかもしれませんが、大目にみてください(汗



講義後に女子生徒に話しかけられました。

「今日の話に共感しました、最近の悩みに共通するものが見えました」

とのことでした。
彼女の話を聞くと精神美を磨いているようで、彼女自身も20歳とは思えないしっかりした印象。
だけれども、同い年の人たちにこの精神美のマインドが理解し合えないということを話していました。

今回の講義の内容もですが、「心」に触れるものとは伝えるのがとても難しいと感じています。
「心」とはその人それぞれに持つサンクチュアリです。
だから、自分と違う感覚を受け止めるのが難しいと思います。

ですので、「心」に触れるメッセージを伝える時、私が最近気をつけていることは、科学的な視点での事実と事例を持って共感を求めます。

だいたいの人が「●●って思う」という気持ちから入ってしまうので、「私はそうは思わない」という抵抗感が生まれると感じています。

まずはみんなが生理的に持っている事実とそれに裏付けられた事例、そしてその後に「私はこう思う」を伝えることで「私の気持ち」の中に隠される真実を相手に伝えることができると思います。


「心」って生理的な視点と霊的な視点があるので、特に霊的にものに抵抗がある人も多くいるのは事実ですから、みんな共通する生理的な側面から入ると伝えやすいと思います。



と、これを彼女に伝えたかったので、今日のブログ読んでてくれたらいいなー。




仕事の合間に作った資料なので粗削りだから、今後、もうちょっとレベルアップできたらと思います。来年はもっとおもしろい講義にしたいな♪



メディア掲載情報

●「マイナビウーマン新連載がはじまりました!!
マイナビウーマン連載4回目
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http://woman.mynavi.jp/article/160617-13/

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